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商標登録を全て自分で行うには

商標登録を行う場合、自分ですべてを行うのか、商標登録調査のみを自分で行うのか、その全てを特許事務所などに所属している弁理士に任せるのかによって、やるべきことが違ってきます。
商標登録を自分自身ですべて行う場合、やはり最大のメリットは、商標登録に掛かるコストが格段に安くなることです。
弁理士に依頼をすれば、当然に通常に特許庁に支払う必要がある出願料と登録料の他にも成功報酬というものを支払う必要が出てくるわけです。
個人レベルであれば、特許庁費用のみのコストだけで済みますから、随分と安く抑えることが出来るでしょう。
逆にすべて自分で行う場合のデメリットはというと、まず商標の選択が難しいということです。
商標登録が出来る商品やサービスは、45種類もの区分が存在していますし、複数の区分に渡って同一のサービスや商品を登録することが可能ですから、その選択が難しいわけです。
また商標登録をされている商品やサービスは、星の数ほどに存在しているため、リサーチミスを起こしてしまう可能性も高いのです。
他にも必要書類作成の場合の書式ミスなどの可能性も少なくはないのです。
知的財産分野の詳しい知識を有していたり、大学などで法学部などのジャンルの勉強を行なったものでなければ、ゼロから行うのはなかなかに難しいものなのです。
そうこう時間を弄している内に、同業他社が弁理士などを立てて商標登録をしてしまった場合には、それを使うことが出来なくなってしまう可能性も少なくはないのです。
商標登録をすべて自分自身で行なっていく場合には、商標の選択から始まり、区分や分類を特定すること。
その他にも商標のリサーチを徹底的に行うこと。
その後も出願手続きを行わなければなりません。
その後に特許庁に登録を認められれば、商標登録料納付書といった各書類の作成をして、登録料を収め、特許庁に提出をする所までをこなします。
他にもずっと使い続けていくためには、その更新作業も行なっていく必要が出てくるのです。

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